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『風の谷のナウシカ』(50点/100点満点中)

 もののけ姫が流行ったのは私が小学生の時で、国語の授業も自然をテーマにした詩を書けと言われ、森をテーマに必死で思ってもない自然への愛を謳い上げたにも関わらず、最高得点を獲得して廊下の掲示板に掲載されたのが、筆箱をテーマにした同級生の親友の作品だった時、私は、国語に、自然に、そしてジブリに絶望したことを昨日のことのように思い出せる。蝉なんて最初から愛していない。蟻は殺すタイプだったし、蚊は拷問してから殺すのが中学受験の唯一の気晴らしだった私にとって、ジブリを愛する資格は一生ない。
 だから風の谷のナウシカを見たのは昨日のテレビ放送のものが初めてだ。
 ナウシカという女の子がロックに生きていた。女の子なのに虫も胞子も愛している。尊敬に値する女の子である。王蟲も物分かりが良い。が、それだけである。
 ジブリが昭和のアイデンティティなら、自然が元からインストールされていないのが現代人のデフォルトではないかと思った。緑がなんだ。ジブリの死とはつまり郊外の完成なのであろう。平成はビルの灰色が似合う。その平成もそろそろ終わるらしい。
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